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おっさんは仏教徒

お釈迦様の教えは宗教ではありません、調べて、確かめて、実践する教えです

一遍にひとつの仕事しかできない

この間、学校の先生をしているスリランカ人の方と話しをしていて、「人間はあれやこれや並行してできない、ひとつのことしかできない、余計なことを考えず、一つのことに取り組み、それをきちんと終わらせたら、次のことに取り組む、私はそうしてます」と言ってました。

 

ヴィッパサナ―冥想をすると、実感できます、人間が一つのことしかできないことを・・。

 

パソコンのCPUは、瞬間的に一つの処理しかできないそうです、でも、二つ以上のソフトを同時に動かしているように見えます。

 

これは、CPUが瞬間的に、交互に複数のタスクを処理しているから、そう見えるとのことです。

 

よく、息子が、イヤホンで音楽を聴きながら、ながら勉強してますが、人間の脳は、瞬間的に一つことしか出来なく、たぶん、瞬間的に「勉強、音楽、勉強、音楽、と適当に割り込んできて、脳が処理をしているのでしょう。

 

でも、余計な仕事はせず、ひとつの仕事(タスク)に、取り組んだほうが効率的な感じがしますね。

 

日本テーラワーダ仏教協会のHPより

折々の法話 ヴィッパサナ―実践のポイント

折々の法話 10 ヴィパッサナー実践のポイント

 

<ヴィパッサナー実践のポイント!>
各自で自由に冥想する方々に、もう一度考え直して欲しいポイントだけ説明します。

 この、特に「時間」というものですね、
 我々人間が、同じ時間で沢山のことが出来ると思ってるんです。
分かり易く言えば、本を読みながらラジオを聞くとか、二つも一遍にやっている。
しかし厳密に見ると、それは成り立たないんです。 瞬間の時間で一つの行為しかできない。

ですから自分の命というのは、本当は時間の一本の流れで起きているものなんです。
生きるということは、喋ることも生きる、見ることも生きる、聞くことも生きること、味わうことも生きること、座ることも立つことも生きること、考えることも生きること。
 では、 或る一瞬の時間で、ものを見て、聞いて、食べているということはあり得ないんです。
一個の時間単位で一個の仕事しかしない。 それが一般的な知識では分らないことです。

瞬間で一つの仕事しかやってない。 これは真理であって、冥想では発見できるんです。

我々は長い時間丸めて(例えば一秒とか、ものすごい長い時間を取って)いるのに、同じ時間に沢山のことやってると思ってる、同時に幾つかの仕事をしていると勘違いする。 だから問題だらけで何一つも解決出来なくなっている。
 仏教では瞬間ということを言っていて、瞬間というのはものすごく速い時間なんです。
光の速度よりは、心の変化速度というのは、かなり速い。
それは、この冥想で何とかして発見する準備をしておかないと、いけないんですね。 そこら辺は気を付けて欲しい。

それで、例えば本を読みながらテレビを聞くというと、一遍に出来ない。
我々は何をやってるかというと、聞く場合は「聞く・聞く・聞く」で、読む場合は「読む・読む」なんですよ。
それで総合的に「聞く・聞く」、「読む・読む」、また「聞く・聞く・聞く」とかね、時々「聞く・聞く・聞く」の方が沢山いっちゃって、それで「読む・読む」という方が少なくなったりして、また「読む・読む・読む」の方が沢山になって、また「聞く・聞く」ということにもなります。
それ、何で出来るかというと、ラジオの声というのはゆっくりのんびり喋ってるんだから、一旦、「聞く・聞く」ということで聞いたところで、次の音が来るまでは結構時間があるんですよ。 その時間がある間で本を読んだりして、そこで又ラジオを聞くということにする。
ラジオの放送で幾つかの言葉を聞かなくっても別に何も損はないんだから、自分がラジオ番組を聞いたつもりになってるんです。 同時に本も読んだつもりになってるんです。

しかし一遍に一つの仕事しか出来ない。

そういうことでこれを発見するためには、心がすごーく集中していると分るんです。
ものすごく強烈に集中してると、一つの瞬間で一つのものしか心は認識しないということが分るんです。
それはすごーい集中力が必要なんです。 走り回っているこころには出来ない。
「聞く」、「見る」、また「読む」、またラジオ「聞く」、「見る」とか色んな事やってるんだからね。

それを発見するために修行する人々は訓練するんですね。
その訓練というのはスローモーションなんですよ。 自分の修行中の行為を全部スローでコマ単位で動かしてみて下さい。
たとえ立つということにしても、仕事は一遍に沢山出来ないんです。
ですからコマ単位で立つ時でも一つ動かして、次の部品を動かして、次の部品を動かして、という感じでスローモーションで修行してみて下さい。

 

私もたまに、「ながら〇〇」をすることがあります

偉そうに、息子のことは指摘できません。

 

どんな小さなことでも、1つことをきちんと終わらせないで、次に行くと、やはりその結果って悪いですね、気をつけます。

 

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