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おっさんは仏教徒

お釈迦様の教えは宗教ではありません、調べて、確かめて、実践する教えです

お布施を受ける人々のランク

お布施 与えること

せっかくのお布施だから、まじめなお坊様、お寺様に、さしあげたい。

 

でも、「先祖代々、このお寺様だから・・」とか、「このお寺様にお墓があるから・・」とか、「この宗教はとてもいいものだから」とか「本山では何やってるのか、わからない」とか「お坊様が信用できない」とか「やたらお金を要求する」とか、悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

 

この疑問に答えてくれたのが、大好きな藤本晃先生の著書「お布施ってなに?」です

お布施を受ける人々のランクについての記述があります、上位ほど功徳が大きいです。

 

お釈迦様が示した(中部経典・第142経「施分別経」)ランクを藤本先生が解説しています。

 

お布施を受ける人々のランク(団体の部)

 

ブッダを上首とする(比丘と比丘尼)の両サンガ

 

如来が般涅槃されたあとの両サンガ

 

比丘サンガ

 

比丘尼サンガ

 

「これだけの(人数)の比丘と比丘尼をわたしのためにサンガから指定してください」」と、人数を限定するお布施

 

「これだけの比丘をわたしのためにサンガから指定してください」と人数を限定するお布施

 

「これだけの比丘尼をわたしのためにサンガから指定してください」と人数を限定するお布施

 

 

 

以上の7つで終わりです。

 

これでは、私の親が大事にしている先祖代々からお参りしている宗祖仏教がランクインしていません、困ってしまいます。

 

でもお釈迦様の話はこれで終わりません。

 

お布施を受ける人々のランク(団体の部・敗者復活戦)

 

お布施を受ける人々のランク・団体の部には、実は番外編があります。7つのランクを全部お話された後で、お釈迦様は最後のこうおっしゃいます。

「将来には、首に袈裟の布きれを掛けた、名ばかりの、破戒の悪法者たちが現れるはずです。その破戒者のサンガを指定してお布施がなされても、サンガに帰属するお布施の功徳は、無数、無量だと、わたしは言います。どのような根拠によっても、個人にたいするお布施がサンガに帰属するお布施より大きな果報をもたらすとは、私は言いません」

なんと恐るべき、お釈迦様の洞察力でしょう。将来にかならず現れる、袈裟片を首に掛ける名ばかりの破戒の悪法者とは、まさに現代日本のお坊様がたのことでしょう。「輪袈裟」という名の、首に掛けるだけでよい袈裟をちゃんと身に着けています、というか、それさえも法要儀式のときだけに掛けるだけで普段は平服ですから、お釈迦様の予言よりももっと悪い状況になっています。そして破戒していますから、お釈迦様ももう、比丘サンガ、比丘尼サンガのように厳密に分けてもおられません。いっしょくたにして、仏滅後の「破戒者のサンガ」です。

 

 

 

藤本先生は、破戒・悪法のサンガであっても、サンガであるからには「仏法」が探せば必ずあります、倉庫の奥底でほこりをかぶっていようとも、サンガには大切に保管されているのです。と述べて、さらに「このニセ坊主にお布施する」という気持ちを変えて、サンガのはしくれとしてお坊様、あんたにあげるんじゃないから、お釈迦様から続いてきたサンガの代表としてしっかり受け取ってください。と

 そして、受け取ったお坊様はお布施をどのように使おうとも、お坊様個人の行為ですから、その結果はお坊様に現れます。

お布施する側のこころがきちんとしていれば最大の功徳が得られるようにお布施していますので、サンガにお布施するだけで大安心なのです、と述べています。

 

あー、すっきりしました、親が大事にしている日本の宗祖仏教とも仲良く付き合えそうです。

藤本先生 ありがとうございました。

お布施ってなに?―経典に学ぶお布施の話

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