おっさんの仏教メモ

テーラワーダ仏教をいろいろ考えるおっさんのメモ

「念じれば通ず」は間違い

「こころを清らかにする言葉」より

 

金持ちになりますようにといえば、

お金がなくなりますし、

病気が治りますようにといえば、

病気が長引いてしまいます。

 

「念ずれば通ず」という言葉があるように、成功イメージを潜在意識に植え付けると実現すると思っている人がたくさんいます。しかし強く念じただけで成功できるのなら、誰でも成功しているはずです。じつは願い事をいうと、結果はしばしば逆になるのです。だから私はお見舞いに行ったときも、「今度、病気になるときは前もっていってください」と言ったりします。お見舞いでいうべき言葉ではないと眉をひそめる人もいますが、それを聞いた病人は、「このお坊さんは、いつもわがままばかりいうんだから」と吹き出しながら元気が出るのです。このような、願いでも祈りでもない第三のステージとでもいうべき言葉は、物事をいい方向へ導きます。

ふつうの人は念じるたびに、自分がいまの望みのかなわない不幸にいるということを潜在意識に書き込んでしまいます。「どうか成功しますように」と強く念じるたびに、「いまのままでは失敗する、失敗する・・・」と刷り込まれるようになります。人は潜在意識に動かされるので、結局、悪い方向へ自分を押し流してしまうことになるのです。

本気で成功したいなら念じている暇はありません。いまやるべきことをやるのみです。

 

うまくいくことを念じること自体、貪瞋痴にまみれているので、貪瞋痴にまみれて、物事をやってもうまくいきませんよ、という話でしょうか??

 

「念じる」という行為は、どうでもいいことなんでしょうね。

 

どうでもいいことばかりに足を引っぱられて、大事なことがおろそかになってしまう、結局、うまくいかない、という結果になってしまう。

 

目の前の大事なことをとっととやりなさい、という話です。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

生きとし生けるものが幸せでありますように。

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