おっさんは仏教徒

お釈迦様の教えは宗教ではありません、調べて、確かめて、実践する教えです

仕返しするのは「犬に噛まれたら噛み返す」ことと一緒

「怒らない、落ち込まない、迷わない」より

 

「うちの子がいじめられているようなのです、どうしたらいいでしょうか」こんな相談をたびたび受けます。同じような悩みを抱えている親御さんも少ないでしょう。

いじめとは、一言でいえば他者の足を引っぱる行為です。そして、他者の足を引っぱる行為は、学校のみで起こっているわけではありません。

たとえば、ドラッグストアでは驚くほどたくさんの歯ブラシが売られています。これは各メーカーが、他社よりもたくさん売れる商品を開発しようとした結果です。ある一社の商品が売れれば、他社の売上は減りますから、これは他社の足を引っぱる行為といえます。

つまり誰かの足を引っぱるという行為は社会のシステムであり、あって当たり前のことです。「いじめ」といってしまうと暗く陰湿なイメージになってしまいますが、足を引っ張り合うのが当然のこの社会において、いじめは特殊な出来事でもなんでもなく、それゆえに、決してなくなりもしないのです。

あなたの子どもがいじめに遭ったら、まずは子どもに、「私たちは足を引っ張り合う社会に生きているんだよ」という事実を教えてあげましょう。社会のシステムから逃れるのは不可能です。自分なりにどうにか対処しなくてはいけません。通学途中で待ち伏せされるのであれば通学方法を変えてみる。できるだけ誰かと一緒にいるようにして相手が手を出せない状況を作る。いくらでもよりようはあるでしょう。

同時に、いじめはただの社会のシステムにすぎないのだから、自分の存在を否定されたと感じたり、それによって死んだりする必要はないのだと話してあげてください。

人生で起きるすべての出来事は、その人に課せられた宿題です、いじめられているのであれば、「いじめをなんとかクリアしなさい」という宿題が出されていると考えて取り組むほかありません。もし取り組まずに放置すれば、同じような宿題が繰り返し立ちはだかります。会社でいじめられるかもしれないし、結婚後にパートナーにいじめられるかもしれない。宿題は自力で終えないかぎり何度でも目の前に現れ、しかも難易度はますます高くなる、絶対に後回しにしてはいけないのです。

加害者に対して「仕返ししてやる」と怒ったり、「あいつさえいなければ・・」と恨んだりするのもいけません。

子どもの頃、たいていの男の子がそうであるように、私もときどきケンカをしました。ある日、母にケンカの理由を尋ねられた私は、「相手が殴ってきたからやり返しただけだ」と説明しました。すると母はこう言ったのです。

「あなたは野良犬に足を噛まれたら、野良犬を追いかけて足を噛むの?」と。

私はすぐさま、殴られたら殴り返すのは、品がない、良くない生き方だと理解しました。野良犬に噛まれたら、その犬を追い払って自分は傷の手当てをすればいい。相手が人間であってもまったく同じです。

子どもにいじめは社会のシステムだと教えてあげる。

やられたらやり返すという生き方は良くないと話して聞かせる。

親が子どもにしてあげるのはここまで。子どもには子どもの世界があり、親はそれ以上のことはできないものと心得ましょう。

 

ショックを受けました

「いじめは社会のシステム」という言葉に。

思ったこともありませんでした。

 

でも、人間には生きていたいという生存欲があり、自分にとって都合のいいものは手にいれたい、都合の悪いものは潰したい、という本能があると思います。

 

ろくでもない本能が社会のシステムを作ってる。と思います。

 

最悪が戦争ですね、大きなシステムのぶつかり合いです。

 

「システム」と思ったら割り切って付き合えばいいんじゃないでしょうか?

たかがシステム、悩むのはバカらしい。

 

ちゃんと説明してあげれば、子どもは大人よりもはるかに賢いので、このろくでもないシステムを乗り越えますよ。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

生きとし生けるものが幸せでありますように