おっさんの仏教メモ

テーラワーダ仏教をいろいろ考えるおっさんのメモ

慈経(メッタ スッタ)を覚える(1)

暗唱できるお経を増やそうと思い、メッタスッタに挑戦しようと思います。

 

南方の国々の方は、皆、暗唱できます、私も挑戦です。

 

 

下記のテキストを参照しました。

最高の慈経の解説書です、文庫本で安価に手に入ります。

 

 

 

第一偈から第十偈まであり最後は祈願文で終わります、まずは一通り眺めてみます。

 

第一偈

 

ラニーヤ マッタクサレーナ

ヤン タン サンタン パダン アビサメッチャ

サッコー ウジュー チャ スージュー チャ

スワチョー チャッサ ムドゥ アナティマーニー

 

(解脱という)目的をよくわきまえた人が、

静かな場所に行ってなすべきことがあります。

何事にもすぐれ、しっかりして、まっすぐでしなやかで、

人の言葉をよく聞き、柔和で、高慢でない人になるように

 

 

第二偈

 

サントゥッサコー チャ スパロー チャ

アッパキッチョー チャ サッラフカヴッティ

サンティンドゥリョー チャ ニパコー チャ

アッパガッボー クレース アナヌギッドー

 

足ることを知り、手がかからず、

雑務少なく、簡素に暮らし、

諸々の感覚器官が落ち着いていて、賢明で、

裏表なく、在家に執着しないように。

 

第三偈

 

ナ チャ クッダン サマーチャレー キンチ

イェーナ ヴィンニュー パレー ウパワデッユン

スキノー ワー ケーミノー ホントゥ

サッベー サッター バワントゥ スキタッター

 

(智慧ある)識者たちが批判するような、

どんな小さな過ちも犯さないように。

幸福で平安でありますように。

生きとし生けるものが幸せでありますように。

 

第四偈

 

イェー ケーチ パーナブータッティ

タサー ワー ターワラー ワー アナワセーサー

ディーガー ワー イェー マハンター ワー

マッジマー ラッサカーヌカトゥーラー

 

いかなる生命であろうともことごとく

動き回っているものでも、動き回らないものでも、

長いものでも、大きなものでも、

中くらいのものでも、短いものでも、微細なものでも、

巨大なものでも

 

 

第五偈

 

ディッター ワー イェーワー アッディッター

イェーチャ ドゥーレー ワサンティ アヴィドゥーレー

ブーター ワー サンバウェースィー ワー

サッベー サッター バワントゥ スキタッター

 

たことがあるものもないものも、

遠くに住むものでも、近くに住むものでも、

既に生まれているものも、(卵など、これから)生まれようとしているものも、

生きとし生けるものが幸せでありますように。

 

 

第六偈

 

ナ パロー パラン ニクッベータ

ナーティ マンニュータ カッタチナン カンチ

ビャーローサナー パティガサンニャー

ナーンニャマンニャッサ ドゥッカ ミッチェッヤ

 

どんな場合でも、人を欺いたり、

軽んじたりしてはいけません。

怒鳴ったり、腹を立てたり、

お互いに人の苦しみを望んではいけません。

 

 

第七偈

 

マーター ヤター ニヤン プッタン

アーユサー エーカプッタマヌラッケー

エーワンピ サッバ ブーテース

マーナサン バーワイェー アパリマーナン

 

あたかも母が、たった一人のわが子を、

命がけで守るように、

そのように全ての生命に対しても、

無量の(慈しみ)の心を育ててください。

 

 

 

第八偈

 

メッタン チェ サッバ ローカスミン

マーナサン バーワイェー アパリマーナン

ウッダン アドー チャ ティリヤン チャ

アサンバーダン アヴェーラン アサパッタン

 

慈しみの心を一切世間(すべての生命)に対して、

限りなく育ててください。

上に、下に、横(周り)に(棲むいかなる生命に対して)も、

わだかまりのない、怨みのない、敵意のない心を育ててください。

 

 

 

第九偈

 

ティッタン チャラン ニスィンノー ワー

サヤーノー ワー ヤーワタッサ ヴィガタミッドー

エータン サティン アディッテッヤ

ブラフマメータン ヴィハーラン イダマーフ

 

立っている時も、歩いている時も、

座っている時も、あるいは横になっていても、眠っていない限り、この(慈悲の)念をしっかり保っていてください。

これが梵天(崇高なもの)の生き方であると言われています。

 

 

 

第十偈

ディッティン チャ アヌパガンマ

スィーラワー ダッサネーナ サンパンノー

カーメース ヴィネッヤ ゲーダン

ナ ヒ ジャートゥ ガッバセッヤン プナレーティー ティ

(このように実践する人は)邪見を乗り越え、

常に戒を保ち、正見を得て、

諸々の欲望に対する執着をなくし、

もう二度と母体に宿る(輪廻を繰り返す)ことはありません。

 

祈願文

 

エーテーナ サッチャ ワッジェーナ パートゥ ノー ラタナッタヤン

エーエーナ サッチャ ワッジェーナ ホートゥ ノー ジャヤ マンガラン

エーテーナ サッチャ ワッジェーナ サダー ソッティ バワントゥ ノー

 

この真理の言葉の力によって、我らは三宝に守られますように。

この真理の言葉の力によって、我らは幸福でありますように。

この真理の言葉の力によって、我らは常に安穏でありますように。

 

以上でメッタスッタは終了します。

 

このお経の通りに生きれば人類は穏やかに暮らすことができますね。

でも、人類はその通りにやろうとはしないんですね。

 

真剣に争うことは簡単だけど、真剣に慈しむのは、とても難しく困難なことなのでしょうね、でもお釈迦様は具体的に説いてますので、その通りにやらなくてはいけませんね。

 

それにしてもいいお経です。

これからは、慈経の勉強が続きます。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

生きとし生けるものが幸せでありますように。

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