おっさんの仏教メモ

引っ越ししました。

仏教文化雑考

話の前提として、日本国憲法には、思想、良心、信教の自由を侵してはならない、とあります、自由だから何をしていい、というわけではありませんが、保障し、侵さずです。

 

話は変わりますが、以前、奈良でマスコットキャラクターの「せんとくん」の騒動がありました。

せんとくん - Wikipedia

 

お釈迦様に似た童子に鹿の角が生えているのですね。

 

 

有名古刹を持つ仏教界からは、「仏様を侮辱している」という批判があったそうです。

 

私の勝手な想像で恐縮ですが。

もし、お釈迦様がこのキャラクターを見たら、チラッと見て何も言わないと思います。もしくはちょっとだけ微笑んで、それでおしまい。

 

仏教界が「おもしろくない」んでしょうね。

古刹を守ってきた文化的背景で、こういった発言になるのでしょう。

 

現在ではいつのまにか批判は消えてます。

けっこう稼いでいるキャラクターになりました。

 

文化的背景があるといえ、人間の物事のとらえ方は、いい加減です。

 

キャラクターを作成した作者の思想の自由があり、批判した仏教界にも思想の自由があります、保障されています、日本はいい国です。

 

 

また話は変わりますが。

どことは言えませんが、お釈迦様の名前を冠した飲み屋があります。

お釈迦様にシェイカーを振らせているイラストを見ました。

「うーーん、南方の国々の方には見せたくないなあ」と思いました。

 

ミャンマーで3年ほど前、バーでドリンクの割引券にお釈迦様のイラストを使ったということで、店主に懲役刑が出てます、ミャンマーでは仏教がほぼ国教なので、やばいことになります。

 

他の宗教だったら命が奪われるかもしれません。

 

もし、お釈迦様がこのイラストを見ても、チラッと見て何も言わないと思います。もしくはちょっとだけ微笑んで、やっぱり、それでおしまい。

 

でも、南方の国々の方々は長年の仏教文化があり「侮辱された」と思うでしょう。

 

 

 

 

 

結局、なにが言いたいのかいうと。

 

人間には、育ってきた文化的な背景があり、けっこうそれに固執するということ。

でも、それはけっこういい加減なものかもしれない、ということ。

かといって、お互いの文化は尊重しなければいけない、ということ。

思想、良心、信教の自由は侵してはならず、保障されなければいけない、ということ。

 

 

仏教は宗教ではないと思っていますので、ここは、お互いの文化的立場を理解し、仲良くしましょう、仲良くするには、どうすればいいか、と考えた次第です。

 

生きとし生けるものが幸せでありますように。