おっさんの仏教メモ

引っ越ししました。

アビダンマ復習  自己分析 心、心所

アビダンマの復習を兼ねて、私の心を分析します。

 

本日、献血に行ってきました、1か月に1回ぐらいはいいことしなくっちゃ、思っています。

 

献血に行った私の心をアビダンマ的に心を分析すると・・。

 

心は

欲界心54になります。

欲界は3次元の世界のことです。欲に塗れるの欲じゃないです。今、私がいるところです。

 

 

 

 

欲界心54のうち、欲界浄心は24あります。

 

欲界浄心のうち、大善心は8あります。

「大」と付きますが、大きいという意味ではないです、項目が8つあるので「多い」というくらいの意味です。

 

大善心8で、さて、8つのうち、どの心をえらびましょうか?

 

 

「捨俱 智不相応 無行」 にしました。

 

言葉を分解します。

 

捨俱

喜俱だったら、喜び、楽しみの感情ですが、献血常連の私には、喜び、楽しみの感情はあまりありません、かといって暗いわけでもなく、余裕がないわけでもありません。

本には「捨」は neutral feelingとありました、これですね。

とくに楽しみはないけど、「ああ、いいですよ、やりましょう」という気持ちでしょうか。

 

智不相応

智相応の場合、「行為が業(カルマ)に及ぼす働きを理解していること」とありました。

この献血が、どういった業を及ぼすのか、まったく理解してません、というか理解できません。ですから、不相応です。

 

 

無行

他人に勧められたわけでなく、自分ですぐ決めたので無行です。

 

 

 

さて、次は心所になります。

捨俱智不相応無行には、どういった心所が溶けているのでしょか?

 

同他心所13(心が生じたら一緒に生じる基本的な心所)のうち

共一切心心所7

どんな心にも必ず生まれる心所です。

 

触 所縁と心心所を触れさせること、触れること。

 

受 所縁を感受すること

 

想 所縁を表象するという特相を持つ法

 

思 所縁へ心心所を向けさせること

 

一境性 一所縁に連続して心を集中させること

 

命根 心心所の寿命を保つ働き

 

作意 心心所を所縁にまっすぐ向かわせること

 

 

 

雑心所5浄心、不浄心に雑多に生じる心)

 

尋 心心所を所縁に向かわせること

 

伺 尋の働きで所縁に向かった心心所をそこから離れないようにすること

 

勝解 決定すること

 

精進 努力すること

 

意欲 所縁を欲すること

 

雑心所はこれに「喜」を加えて通常は6あります、しかし心で「喜俱」ではなく「捨俱」と決めてしまったので、ここには「喜(piti)」は入りません。

 

ここの「喜」は理屈抜きの楽しさ、ということです。

 

捨俱智不相応無行の場合、同他心所は12になります。

 

 

浄心所19

善い心には必ずある心所です、19がセットで揃ってます。

 

信 仏法僧、真理を信じること

 

念 善に関する所縁を忘れないこと 

 

慚 悪行を恥じること

 

愧 悪行を恐れること

 

不貪 欲から離れること

 

不瞋 怒りから離れること

 

中捨 心心所のバランスが取れていること

 

身軽安 安らかなこと掉挙が主となる心心所を抑える

 

心軽安 同上

 

身軽快性 軽やかなこと、心心所のどんよりとした状態をとりのぞく

 

心軽快性 同上

 

身柔軟性 柔らかなこと、心心所の頑なさをとりのぞく

 

心柔軟性 同上

 

身適業性 作用に適していること、善心が生じるように適度な状態にする

 

心適業性 同上

 

身練達性 作用に熟練していること、不信などで心心所が痛むのを抑える

 

心練達性 同上

 

身端直性 まっすぐなこと、自分の過ちを隠し、無いように装う、自分にない徳をあるように装う。ようなことはしない。

 

心端直性 同上、

 

本には

善い心が僅かでも生まれたら、その心の中に入っている心所に数は、少なくても19あるということです、すごく多いでしょう。悪い心には、入っている心所の数は少ないんです。不善心の場合は、14しかない不善心所が、14もいっぺんに生まれませんでしたね。でも善心の場合は、浄心所の中のすくなくとも19は、セットだから、確実に入るのです。

善心は不善心より強いのです。

 

 

まだ続きます。

 

離心所3

正語、正業、正命、

 

いつも現れる心ではありません、とっさのときに現れるこころです。

悪いことを回避する心ですね。

 

正語

人の悪口を言うシチュエーションに陥っても、とっさに切り替えて悪口なんか言わない。

 

正業

泥棒、万引き、悪いことをしなければいけないようなシチュエーションでも、とっさにきりかえて悪いことなんかはしない。

 

正命

悪い仕事、(兵器を作るとか)をするシチューエーションに陥っても、そういった仕事なんかはしない。

 

 

最後は無量心所2です

悲、喜、

 

本には

「限りなく広げていい心所」とありました。

欲とか怒りもキリがありませんが、無限に広げるならこっちのほうがいいです。

 

心のやさしさというか、他人の苦しみを見て、本当になんとかしてあげたくなる気持ちです。

 

喜(ムディター)

さききほどの雑心所にも喜(piti)が出ましたが、違う「喜」になります。

「喜(ムディター)とは、人の幸福を見て喜ぶ、正真正銘の明るさなのです。

 

 

まとめ

今日、献血に行き

私の、欲界心の、捨俱智不相応無行には、共一切心心所7、雑心所5、共浄心所19、離心所3、無量心所2、合計36の心所が溶けて入ってました。

 

短い時間でしたが、心はけっこうたくさんの仕事をしています。

 

面白かったので、いろいろな心の状況に挑戦したいです。

 

お幸せでありますように。

 

 

参考にした本

samgha.co.jp